酔っぱらいの国へようこそ!!単車と工具の館
レストアの教訓
教訓
- 消耗品の確保。
- タイヤなど頻繁に交換を必要とする部品には気を付けていないと、いざ交換する時に手に入ら
ない場合が有ります。最近は16インチのタイヤを選択する余地も無く、仕方なくツーリング
タイプを使っていますが機会があればサーキットで走って見たいので、もう少しグリップのい
い物を選択したかったと後悔しています。
- 電装品の性能はあきらめが大切です。
- 発電量が少ないオルタネーターや始動モーターの非力な事には、我慢しましょう。こまめな
チェックで何とかしのぐしか有りません。最近流行っている「高性能バルブ」は消費電力が
同じで、しかも車検を通るのがウリですが、昼間でも町中点灯しているとバッテリーには、
過酷なようです。
- 生産中止の純製部品はいっぱい有ります。
- いくら「HONDA」でも、創立者が亡くなってからは部品の生産年数が減りました。最近
では7年と言われています。特に国内販売だけされている単車は注意が必要です。逆に今で
も海外で販売されている「kawasaki GPZ400 Twin」は、安心出来そうです。
- プラスチック部品は老化して簡単に壊れます。
- メーター周りのプラスチック部品や、電装のカプラーは紫外線でモロくなっています。少し
の力で割れてしまうので、気を付けて分解しましょう。
- 純製部品にこだわらす、安く供給できる部品を探しましょう。
- オリジナルの外観を大切にしたいのは理解出来ますが、そのために大金を払うのは無駄だと
思います。博物館で展示するわけではないので、走る様になればいいと思います。このあた
りは賛否分かれる所と思います。私の場合には「あと30年しか石油エネルギーが無いのであ
れば,今の内に楽しんでおきたい」と思っているので、何よりも走る事が先決です。
- 交換した部品は捨てずに取っておきましょう。
- 二度と供給できないかも知れないので、大切と思われる部品は捨てずに管理しましょう。そ
れを元に自分で作ったり、他の部品を流用出来るかも知れません。
- 中古部品にはいつもアンテナを張っておきましょう。
- 中古部品を専門に扱っている雑誌には、いつも目を通しましょう。金銭的なタイミングが
合わなくても、必要と思われる物は買っておくと、のちのち後悔しません。
1999/04/18制作開始 by shiozawa