昨年の11月のレースは、エンジンの修理が間に合わず不参加となった為、ライダーは「リベンジだ
!!」と言って張り切っていましたが、今回も部品の入手に手間取りマシンが出来上がった
のは本戦の4日前の25日でした。翌日は私も練習走行に立ち会いましたが、なんとそこでまた
クランクから異音が発生、満足に練習が出来ませんでした。
しかし「レーシングサプライ 杉並」の海野さんの徹夜に及ぶ修理の結果、マシンはレース前日の
夕方には組み直す事が出来ました。(海野さんには大変感謝しています)
いろいろと話をしてみると、今までに「CB1100」用のピストンを入れたエンジンを造ったり
今回のマシンの改造秘話をいろいろと聞かせて頂きました。彼の作った「ホライゾン改」は
今月号の雑誌「DJ」の表紙を飾ったそうです。かなり「CBX750F」にのめり込んでい
ます。とても明るい方で気軽にお話が出来ました。
駐車場で懐かしい人に会いました。以前練習でお友達になった雑誌「champ U」の川崎さんと編集
長が帰り支度をしていたので、写真に取りました。彼は雑誌で「ドーバーへの道」を書いていまし
た。今回も出場しましたが人気が高いクラスでレベルが高く,残念ながら予選落ちとなりました。
前回までは、右出しのチタンマフラーを使用していましたが、今回「CBR900」用を改造した
左出しマフラーに変えていました。この角度からみると、スイングアーム、リアサスがよく見え
ます。
リアサス上部は、オリジナルのピポットに、アダプターを制作して、取り付けてあります。
右側から同じところを見ると、バッテリーの置き場所と、リアサスのサブタンクが
きれいに配置されていました。バッテリーは点火系統のみの供給を行う為、かなり小さな
物です。始動は、予備のバッテリーから直結します。
CBR900様のエイパイの1番、4番を途中で切り、付け替えて溶接してあります。
集合部分もかなり苦労している様子がうかがえます。
レース当日は、筑波には行けずに、その後は筑波サーキットのリザルトのみ確認しています。
改造の明細は、いろいろと問題が有ると思いますので、私からは公開出来ません。
前回のエンジントラブル(?)で、今回使用しているエンジンは、昔ホライゾンに
装着していた物を使用していて、少しパワーが無いとの事です。練習ではなかなか
タイムが出ず、だいぶお困りの様子でした。
忙しい中、お話を聞かせて頂きありがとうございます。
今後も楽しみにしております。
第16回 「Taste of freelance」レースリザルト