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その他の工具
最終更新日時:平成16年 8月15日。
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[ ノギス ]
ミツトヨ(MITUTOYO)
ちょっとした隙間を計るには、「ノギス」が必要です。英語では「CALIPER」と言われて
いますが、どうして日本語ではこの名前になったかはわかりません。
どんなに有名な総合
工具メーカーも日本の専門メーカーにはかなわない分野がこの測定工具関連です。世界で通用する
「三豊」はその代表メーカーです。
最低150ミリ計れる物が一つあれば、ほとんどの作業
はこなせます。しかし私は写真上部の200ミリの方が、デザイン的なバランスが好きで愛用して
います。
[ 外測マイクロゲージ ]
ミツトヨ(MITHUTOYO)
ピストンの直径を計ったり、ノギスでは計れない細かな精度を必要とする場合に使用し
ます。原理は簡単で、ネジのピッチを応用していて、ハンドルを1回転すると、ピッチ
の分だけ、突起部分が前後します。ハンドル部分に100等分の目盛りを切れば、その
目盛りを読む事によって細かなサイズまで計る事が出来ます。この写真のモデルはもっとも
一般的なモデルで、この原始的なデザインがとても気に入っています。
[ デジタル外測マイクロゲージ ]
ミツトヨ(MITHUTOYO)
最近では測定工具まで、デジタル化が進み、目盛りを読むだけで、簡単に測定出来る
様になりました。これは、1000分の1まで測定出来るマイクロメーターです。
「三豊」は海外にも輸出している世界的なメーカーで、ある時操作パネルを取って
見ると、インチに変換するスイッチがある事に気がつきました。日本ではインチを
測定できる工具は販売出来ないので、こうして隠しているようです。
[ シリンダーゲージ ]
ミツトヨ(MITHUTOYO)
シリンダー(円筒)の内径を測定する時に使用する工具です。これは50〜150ミリまで
の測定に使用出来ます。写真ではダイヤルゲージもセットされています。本来は別売で、
いろいろな精度の物が選べます。ダイヤルゲージには突起部があるため、オプションの
プラスチックカバーも付けました。これ単体ではゼロ調整が出来ないので、外測マイクロが
必要です。ひとつを計る為には、いろいろとお金がかかります。
[ インチサイズ ノギス ]
メーカー不明
[2000.1.25 追加]
この「ノギス」は、それほど一般的な物ではありません。その理由は、インチとミリが
測れるノギスなのです。
そんなに驚く事は無いと思いますが、ここで紹介する
理由は、インチの測定方法が世間では知られていないと思いますので、あえて紹介
させて頂きます。その面白い所は、副尺に有ります。「ミリ」表示では、大きな
メモリの数値と、副尺の数値を足すと、「25、4ミリ」と簡単に足し算できます
(副尺の「0」の印が、25と26の間にあり、しかも、副尺の「4」が主尺の
どこかの印と合致している場合)
が、「インチ表示」では、分数の足し算になります。なんと副尺の単位は「1/128」
インチになっています。そうなると数値の計算は大変面倒です。副尺のメモリは
総て分数の計算です。こんな事が実際に行われていると思うと、「インチノギス」
はもしかして、(私には簡単に計算出来ないので)使う方が限られてくるかも
知れません。
しかし、この「ノギス」を所有する価値は充分に有ります。
計算尺の用に、簡単に「インチ」と「ミリ」を換算出来てしまいます。
[ トルク レンチ ]
東 日
2000.5.12 追記
これはプレート型のトルクレンチです。構造はシンプルで、焼き入れしたバネ材が
曲がる度合いを針で読み取ります。そのため、数値の狂いがほとんど無く、メンテ
ナンスが必要有りません。あえて言うなら、針をゼロに合わせる為、時々針を曲げ
無ければいけません。このトルクレンチは、差し込み角、1/2インチ、測定
範囲は、100〜920s・pで、単車の整備には一番便利な物です。
構造が簡単な反面、使い方にはコツが必要で、グリップ部は測定距離が一定に
保たれる様に、フローティングになっています。ですから、力をかける時には
グリップが常に浮いている状態でなければいけません。針の読み方にもコツが
必要です。徐々に力をかけて、目盛りに針が合うか合わないくらい、微妙な
見極めが必要です。
大きな欠点が有ります。それは「バネ材」の幅が
広く、それに比例して工具の厚さがかなり有ります。狭い場所では、作業
出来ません。(ちなみにこの写真のトルクレンチの最大厚さは、69o)
もう1つ、目盛りを常に真上から読まなければいけません。
そんな作業は、自然と限られてしまいます。よほど環境が整った作業台の上で
エンジンを組み込む時ぐらいしか、使用出来ません。
[ ワイヤーツイスター ]
ROBINSON(U.S.A)
2000.1.25 追記
この「ワイヤーツイスター」も現在は役に立っていますが、買った当時はとにかく
安く手に入ったので、買ってしまいました。写真では判りませんが、ワイヤーを
保持する先端部が横から見るとまるで
船の先頭部に似た形にはなっておらず、ペンチと同じように
平たい形になっています。一般には使いにくい形です。なぜそれが安く入手できた
かと言うと、ある航空会社がアメリカに注文する時に、型番を間違えて発注して
しまったからです。それを、輸入代理店の倉庫で見つけて、格安な値段で譲って
むらいました。当時はワイヤーツイスターなど今ほどいろいろなメーカーが
作っていなかった為、今ならびっくりするほどの値段です。現在ではバネが
入っていて、簡単にリターンしますが、この工具はツイスター部分を一度ずつ
押し戻さないといけません。技術の進化と価格の低下には驚きます。
[ チェーンカッター ]
YAMAHA純製工具
2000.3.14 追記
90890−01286
初めて単車に乗り始めた時に、まずはチェーンの交換が
最初に行った作業です。中古車のチェーンはメンテが悪く、すぐに交換する事に
なりました。長く使う物であるし、いざという時に使えない様では大変なので、
大金をはたいて買った事を覚えています。今では殆ど使っていません。同時に保管
しているのは「PB」の6角レンチです。
[ タイヤレバー ]
STAHLWILLE 39PKW/400
2000.3.14 追記
今はもう乗っていませんが、昔はオフ車で林道を走っていました。その時どうしても
タイヤのパンクに見舞われる事が多く、長くて丈夫なタイヤレバーを探していました。
このメーカーなら安心と思って買っては見ましたが、全体的に強度が無く、使用して
いると、レバー本体が曲がります。その分作業はしにくく、買う事を反省した工具
です。
[ 充電ドライバー ]
NATIONAL EZ6307
いまや「National」の充電ドリルは、業界トップの性能を誇りますが、その昔は
なんと、「剃刀事業部」で生産されていた程、その充電技術には定評が有りました。「電気
剃刀」はバッテリーが命です。その技術を生かして、充電式のドリルドライバーが開発
されたのです。このドリルは、12Vで6分充電を誇る当時最新式のモデルです。今は
大分コンパクトになっていますが、何といってもこの充電時間が気に入っています。
ホールソーや、自在錐まで、十分に使えるパワーを持っています。
[ 電動リューター ]
NAKANISHI ELECTER GX
2002.3.27 追記
物を削ったり、磨いたり、とても便利な工具です。プロはエアーを動力としている
リューターを使用しますが、素人ではとてもエアーコンプレッサーまで用意することは
不可能です。しかし、この電動リューターはとても小型である上、パワーも十分で、
安心して超硬バーを使用してポートを切削出来ます。回転を維持する為、負荷に応じて
電圧を上げる仕組みが付いているので、トルクがあり、先端工具もとても軽量に
なっているため、長時間の使用でも疲れません。オーバーロードにおける電源カット
機能もあるので、安心して使用出来ます。
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